本日のファシリテーターは、愛知プロボノ・イニシアティブの事務局メンバー・今永さん。
Cue Dream Projectの“夢”への想いをお伝えして、セッションスタートです。
まずは、全員でチェックイン。事務局メンバー含めて13人の多様なメンバーが参加です。初めましての方も、お久しぶりの方もいらっしゃり、楽しい雰囲気で始まりました。
次に、ドリームオーナーの住田さんからのお話です。岐阜大学出身の住田さん。大学に7年間通われるなかで、非営利型一般社団法人ナンシーを立ち上げました。
具体的な事業は、稼ぐ力を育み生活基盤を築く金融教育や、いきいきと働く大人のロールモデルに出会い夢や憧れを触発する「ハローインタレスト」という事業を実施しています。
住田さんが一番長い期間(2016年~)実施している事業は、失敗や挑戦が許された仮想都市でこどもたちが自由に経験を積める、「ぎふマーブルタウン」というもの。保護者が入場不可のこどもだけの仮想都市でお金を稼ぎ、納税したり、税金の使い道を考えたりする疑似体験ができるものです。自分の商品を売って、起業することもできます。マーブルタウンで大切にしていることは、「教えない教育」。人は誰しも自分の足で立てる、と信じ見守る姿勢を心掛けています。
今回のセッションでは、どうナンシーの事業を継続させていくか、そのためにどうやってナンシーのことを広く知ってもらうか、どのような体制で継続発展させていけばいいのか、といったことを参加者のみなさんと考えていきたい、とお話を締めくくっていただきました。
ここで、参加者からドリームオーナーに感想や質問です。
【感想】
こどもが「これやっていい?」と親に確認をしてくる。会社員も自分が人生をかけてなにをしたらいいかわからない。この部分がうまくつながるのではないでしょうか?
【質問】
岐阜で活動しているとのことだが、岐阜のみで活動予定ですか?それ以外のエリアへの進出は考えていませんか?
【住田さん】
単純に縁がないから広がっていないだけです。東海地方を起点にこれから日本全国に広めていきたいと思っています。
【質問】
活動に対する学校から反応はどうですか?
【住田さん】
岐阜市の小中学校にお知らせを配布していますが、特別に何かアプローチはないです。
【質問】
企業とのつながりが弱いという話でしたが、大口の支援者になる企業・団体に対して与えることができるメリットを何か考えていることがありますか?
【住田さん】
まさに悩み中です!
いろいろなご意見や質問が飛び交い、みなさんの想いが高まったところで、住田さんの活動を持続的に拡大し、世の中をよくしていくためには?という大きなテーマでアイデアリレーです。
アイデアリレーが1周したあとは、さらにグループにわかれてより具体的にアイデアを深堀りしていきます。グループごとに熱い議論が繰り広げられました。
熱い想いやアイデアは語りつくせませんが、セッションはクロージングに向かいます。
ドリームオーナーの住田さんからも一言です。
2時間があっという間にすぎてしまった今回のセッション。
「住田さんの活動がすばらしいことを改めて実感した一方で、まだまだ伸ばしていく部分はたくさんあると感じました。この活動だけでなく、住田さん自身のことももっと発信して、Cue Dream Projectとして夢を実現するお手伝いをしていきたいです。」ファシリテーター・今永さんの言葉でセッションは幕を閉じました。
Cue Dream Projectでは、ドリームオーナーさんの“夢”について、このような対話の場をサポートしたり、多様な方につながっていただくことで、共に想いを実現させていきます。
心のなかにくすぶっていたり、企業・組織や地域で考えたいけれどなかなか踏み出せなかったり、
そんなみなさんの夢を聞かせてください!Cueを中心とした多様な方たちが、ドリームオーナーさんの“夢”を通してつながり、
共に想いを実現させていくプロジェクトが「Cue Dream Project」です。
立場や肩書き、所属が異なる多様な方と、“夢”をもっと大きくふくらませたり、実現に近づけるアイデアを出したり、
プロトタイプを考える場を、「Cue Dream Project」はつくっていきます。
“次世代のエジソン”を育む教育をめざす
REPORT
今回は、金城学院大学の2年生16人が授業「ソーシャルウーマンプロジェクト B」の一環でCueにやってきました!
「ソーシャルウーマンプロジェクト B」では、「共創」をテーマに、身近な困りごとや社会課題に対する解決方法の生み出し方について、グループワーク、プレゼンテーション、フィールドワークをまじえながら学び、現代社会におけるさまざまな課題を自分ごととしてとらえ、発想力豊かにその解決方法を仲間と一緒に考えていくプロジェクト学習です。そのうちの3回にわたりCueと実施します。今回はフィールドワークの初回です。
当日の様子をインターンシップ生の髙橋あひろがレポートします。
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REPORT
現在金城学院大学さんのソーシャルウーマンプロジェクトBという講義にCueが一部かかわっています。金城学院大学 人間科学部コミュニティ福祉学科の講義である、ソーシャルウーマンプロジェクトB。受講者の皆さんに共創という概念を理解・実感していただくための第一歩として今回、 MENNOLU LABO ・Cueの見学、また感じたことの共有を実施しました。
インターンシップ生の秀徳颯斗がレポートします。
※ソーシャルウーマンプロジェクトBとは
「共創」をテーマに、身近な困りごとや社会課題に対する解決方法の生み出し方について、グループワーク、プレゼンテーション、フィールドワークを交えながら学びます。現代社会におけるさまざまな課題を自分ごととしてとらえ、発想力豊かにその解決方法を仲間と一緒に考えていくプロジェクト型学習です。
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REPORT
名古屋市立大学佐藤研究室の学生方と株式会社カムロの方が、改装されて新しくなったCue・MENNOLU LABOにやってきました!
はじめまして!私は、名古屋市立大学芸術工学研究科修士1年の高橋あひろです。
学部時代も名古屋市立大学に所属していて建築都市デザインを学んでいました。卒業論文では、Cueで実際に行ったワークショップを研究対象とし、ワークショップにおいて参加者の身体的自由度や用いる什器が議論の盛り上がりにどのように影響しているか、について執筆しました。大学院でも同じテーマを引き続き研究しています。
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「これからのはたらく」を知りたい方、考えたい方、つくりたい方、相談したい方、見学したい方、仲間が欲しい方・・・
もし少しでも「ピン」ときたら、お気軽にCueにおたずねください。