トークセッション in Dec.
東海ウーマン・未来の働き方探究プロジェクト
2023年の日本のジェンダーギャップ指数は146カ国中125位。
政治・経済・教育・健康の4分野での評価が反映されていますが、経済分野では労働参加率の男女比、同一労働での賃金格差などあらゆる項目に課題があり、特に女性管理職比率の低さは、世界的にみても下位に位置しているといえます。
企業や地域の価値を高める上で、女性活躍の推進や多様性を活かした組織づくりは避けて通れない課題となっています。特に、東海エリアでの課題感を強く感じる方も多いのではないでしょうか。
これまでもさまざまな取り組みが実施されている中で、地域における女性活躍推進・多様性を活かした組織づくりをより一層強力に進めるためには、企業や大学、自治体といった多様な所属から当事者や担当者が集い、つながるコミュニティが必要と考えました。これまで、接点の少なかったセクターや組織がまざりあうことで、今まで実現しなかった一歩を踏み出すことを期待しています。
とくに、女性活躍やジェンダー平等についてのアカデミックな知見とはたらく現場がつながることにより、より効果的なアクションプランや効果検証をコミュニティからうみだしたいと考えています。
女性活躍推進・多様性の尊重の課題にともに向き合うコミュニティの立ち上げのために、10月、11月に引き続き、多様な参加者のみなさんとの対話を通してこれからこの東海エリアで、企業や組織として、女性活躍の推進に取り組んでいくためのアイデアを探るトークイベントを開催します。金城学院大学 人間科学部 コミュニティ福祉学科にて教鞭をとられる松本 彩月先生の、女子大学生の学びの現場のお話から、これからこの東海エリアで、企業や組織として、女性活躍の推進に取り組んでいくためのアイデアを探ります。さらに共創により女性活躍や多様性を認める組織づくりを進めていく可能性や、学び合いの重要性について等、これからの女性活躍推進活動について、一緒に語り合いましょう。