本日のファシリテーターは、愛知プロボノ・イニシアティブの事務局メンバー・塚本さん。
塚本さんの「今日は、少人数で作戦会議です!」の声がけからセッションはスタート。
まずは、ドリームオーナーの長曽我部さんから、ドリームのプレゼンテーションをしていただきました。
長曽我部さんは、岐阜大学大学院の修士1年生。プラスチックの応用研究で繊維を研究しています。この繊維を使った、試作品の先をめざしたい!という想いをもってCue Dream Projectに参加。
ミクロなキズを制御する技術によって、繊維にさまざまな機能を付加させることができるという、長曽我部さん。例えば、繊維そのものに防虫の機能を持たせたり、血行促進を促す機能を持たせることができます。
「繊維の新たな可能性を追求する」をミッションとしている、この技術と繊維の機能のすごさをわかってもらいたい!と語っていただきました。
今日のセッションでは、この機能性繊維を活用した冷え性の人向けの靴下の開発について、ニーズの確認と進め方へのアドバイスをもらいたい、という長曽我部さん。
参加者と事務局メンバーからの質問を中心に、セッションを進めました。
「繊維のキズはどうやって制御するの?プロセスは?」といった技術的な質問や、「本当に困っていることは?」といったドリームオーナーの状況を知るための問いかけ、さまざまな角度から対話が広がります。
冷え性の人向け靴下以外にも、虫除け繊維や着る化粧品など、ほかにもこの技術を活用した製品のアイデアをプロジェクトとして進めている長曽我部さん。
対話を進めるなかで、靴下に限らず、機能性繊維を活用する製品開発のプロセスに長期的にかかわってくれるサポーターや、戦略面も含めて伴走してくれるメンターと出会いたい、という気づきがありました。
ドリームを実現するには、たくさんの人のサポートや、さまざまなプロセスが必要です。対話や新しい出会いを通して、気づきやアイデアを得ることでドリームはふくらみ、実現にも近づいていきます。
今回のセッションは、新たな気づきとこの気づきをもとに今後の進め方を確認して、終了となりました。
長曽我部さんのドリームへの想いや気づき、参加者のサポートしたいという想い、たくさんの瞬間がつまったセッションでした。
Cue Dream Projectでは、ドリームオーナーさんの“夢”について、このような対話の場をサポートしたり、多様な方につながっていただくことで、共に想いを実現させていきます。
心のなかにくすぶっていたり、企業・組織や地域で考えたいけれどなかなか踏み出せなかったり、
そんなみなさんの夢を聞かせてください!Cueを中心とした多様な方たちが、ドリームオーナーさんの“夢”を通してつながり、
共に想いを実現させていくプロジェクトが「Cue Dream Project」です。
立場や肩書き、所属が異なる多様な方と、“夢”をもっと大きくふくらませたり、実現に近づけるアイデアを出したり、
プロトタイプを考える場を、「Cue Dream Project」はつくっていきます。
繊維の新たな可能性を追求する
REPORT
社会にとって「なにか、いいこと」—ソーシャルグッド、についてCueに集まったみんなで対話を通して考える、Something Good × Cue。自分たちのすぐ近くの小さな社会から、世界につながる大きな社会まで、世の中で起きている「なにか、いいこと」やそのタネをテーマに語り合うことによって、一人ひとりが小さな一歩を踏み出せればと考えています。
今回のテーマは、「障がい者とはたらく」。企業の取り組みや障がいを持つワーカーの声を聴き、体験のワークや対話の時間を通して、障がいを持ってはたらくことや障がい者とともにはたらくことへの理解を深めました。
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REPORT
オフィスリニューアルや移転など、働く場にかかわる方のリアルなお話をうかがったり、オカムラのエキスパートを講師として、ワークプレイスやオフィスづくりなどのテーマについてリアルにお話させていただく、CUE ACADEMY。
今回は、株式会社NTTドコモ東海支社の企画総務部のリモートワークの実践やオフィス改装について、ご担当の須田 隆宏さんからお話をうかがいました。
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REPORT
「Cue Dream Project」は、多様な方たちがドリームオーナーさんの“夢”を通してつながり、共に想いを実現させていくプロジェクトです。
ドリームオーナーさんの“夢”をふくらませ、アイデアを広げるフューチャーセッション。2月26日にDream #4 「世界で一番子どもが将来に夢を持ち、挑戦できる日本を創りたい!」のアイデア出しセッションを開催しました。夢があふれる熱いセッションの様子をご紹介します。
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「これからのはたらく」を知りたい方、考えたい方、つくりたい方、相談したい方、見学したい方、仲間が欲しい方・・・
もし少しでも「ピン」ときたら、お気軽にCueにおたずねください。