REPORT

名古屋市立大学の佐藤泰先生と研究室のメンバーがMENNOLU LABO見学/Cueでのワークショップに来ました!

インターンシップレポート

初めまして、名古屋市立大学芸術工学研究科修士1年の秀徳颯斗です。
名古屋市立大学の芸術工学部産業イノベーションデザイン学科にてプロダクトデザインを学び、現在修士課程では加藤大香士先生のもとで病院内の車イスや歩行補助用具を利用している方たちがより快適に待合ができる空間について研究しています。
そんな私は2022年10月に株式会社オカムラ中部支社にてインターンシップとしてお世話になりました。その初日に名古屋市立大学の講師の佐藤泰先生と研究室のメンバーと一緒にオフィス見学とディスカッションを行いました。佐藤先生は大学にて「はたらく」について、特にオフィス環境などを研究しており、先生とその研究室のメンバーと一緒にMENNOLU LABOを実際に見学し、対話をすることが楽しみでした!
今回は、見学の中で特に盛り上がったスポットをピックアップしながらご紹介します!

昼寝空間

オフィスという空間で賛否がわかれやすい昼寝空間。MENNOLU LABOには昼寝空間・ワークナップブースがあります!
お客様それぞれに合ったオフィス空間を提案するオカムラだからこその柔軟な働き方に対するアプローチが見て取れる空間であり、この場所は学生の間でも人気が高かったです。実際にどう利用するのか、利用したらどのような効果が現れそうかなど、体験をしながらの対話が非常に盛り上がりました。

ワークナップブース

上下昇降するデスク

以前から存在は知っていたオカムラの電動で上下昇降するデスクSwift(スイフト)。佐藤研究室のゼミ室にもあるそうで、なんともうらやましい!!実際に利用している様子も見せていただいたのですが、立ち仕事と座った状態の仕事を自由に選択できる点が非常によいようです。

電動上下昇降デスク・Swift

 

 

 

防音ミーティング空間aha room

aha roomは、よく会議などに使われている個室なのですが、壁には吸音材が使われており、佐藤先生の真似をして片耳だけつけると気持ち悪くなるくらいに音が吸収される様子が実感できるものでした。またサウンドマスキングが行われている一方で、壁とドアが半透明になっていることで、外から会議をしている様子はわかるけれど、何を話しているのかわからない、という状態になっており、個室として、利点でも欠点でもある、機密性にバランスが取れていました。

aha room

 

 

すごい!私にはない着眼点

佐藤研究室のメンバーと共にMENNOLU LABOを見学して驚いたのは、彼らの着眼点と知識、言語化力でした。私が感覚的に温かい、コミュニケーションをとりやすそう、などと感じているポイントを色温度などしっかりと根拠でとらえていました。
次に、視野がとても広かったです!ただ案内されているだけでなく、移動中はどこかをキョロキョロ、私もそういったことを行うよう気をつけていますが、普段から自然とやっているように広い視野で気になるポイントをピックアップしていました。
また、立った状態でのコミュニケーションと座った状態でのコミュニケーションには、会話の発生率に差が見られるのではないかという考察や、作業の目的にあわせて設置された天井照明の明暗のグラデーションなどについて、先に見つけられてしまったことが非常に悔しかったです!

 

私が感動したモノ

モバイル充電器OC portable batteryの活用に感動しました!
OC portable batteryは、パソコンの充電から移動式モニターの電源まで幅広く利用することができ、プロダクト1つでペーパーレス、ペーパーストックレス、フリーアドレスにあわせた多様な働き方の提案が可能です。
実際にインターン中に何度も利用したのですが、この製品がない学校生活が億劫に感じる程、便利でした。

OC portable battery

着眼点や発想をまとめる

オフィスを見学した後に、学生全員で気付いた点やその考察を共有しました。そこでも彼らの発想力や観察力の高さに驚きました。
佐藤先生が多くの学生が発言するべき場面にて円滑に共有しまとめやすい雰囲気を作られていて、その視線や発言も大変ためになりました。

これからさらに新しい時代のニーズにあわせてオフィスは変わっていきます。その変化はもしかしたら、今日見学をした私たちが感じたことの中にタネが潜んでいるのかもしれません。

まとめ

インダストリアルデザインを専攻していた私は、1つのコンセプトに対して1~2個ほどのアイデアを出す、また、ある一定のニーズを持った利用者に対してアイデアを出すことが多かったため、1つのコンセプトに対して様々な価値を持つ複数のものが合わさって存在する空間というものに感銘を受けました。さらにオフィス空間や働き方について学んでいる学生の方たちと共にオフィス見学を行い、その考察の共有に参加することで今までに考えたことのないジャンルの着眼点について知ることができました。

今回、彼らと共有して得た視点をもとに、6週間のインターンシップ期間中、ゾーニングやレイアウトの意図を考えながら、MENNOLU LABOで主体的にインターン活動を行なっていきたいと思います。

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