初回のセッションで親交を深めた参加者のみなさん。序盤から和やかな空気が流れていました。まずは、前回の振り返りとこのプロジェクトの目的を共有しました。そして、改めて簡単な自己紹介でセッションはスタート。一人ひとりの顔が見えるよう、大きな輪になり「名前、所属、本日の期待を一言」を発表します。
「実際にアイデアをかたちにできるようにがんばります!」「普段なかなかこういう機会はないので、やる気満々できました!」など、参加者一人ひとりの自己紹介には、3時間にわたるセッションへの意気込みが込められていました。
今回のセッションの最大の目的は、アイデアをかたちにするチームをつくり、実行計画を立てることです。前回のセッションで生まれた8つのアイデアの中から、それぞれ自分が関わってみたいことを選んだ結果、6つのチームが結成されました。テーブルに分かれて、アイデアの共有をします。
ひとつのテーマでも、持っているリソースが違えば、見えてくる課題や可能性も異なります。思いついたキーワードを付箋に書き出したり、普段から研究している資料を共有したり、対話を繰り返して着々とプロトタイプの土台を築き上げていきます。
アイデアを共有し、さまざまな角度からふくらませたら、続いてプロトタイプの企画へと進みます。「対話の可視化」「都市と田舎をつなぐボーダレスなまちづくりコミュニティ」「我慢しない働き方とサボり方」などのアイデアを企画に落とし込むとどうなるのか。実行の舞台や期間なども含め、ここからはより具体性を持った話し合いを進めていきます。
プロトタイプの企画が一通り完成したところで、各チーム1名がテーブルに残り、他のメンバーは他のチームのプロトタイプを見にいきます。テーブルに残った1名が自分たちの企画を紹介し、他チームのメンバーからフィードバックをもらいます。プロトタイプの実現性や妥当性、新たな視点からのアイデアなどチームの外からの目で見て、意見や感想を交換します。客観的な立場だからこそ見えてくる課題も。参加者は積極的に対話をして、ブラッシュアップをしていきました。
最後は、8月・9月に向けてプロトタイプの実行計画を決めます。2ヶ月という決められた期間のなかで、どう成果をあげるのか。実行する場所や詳細な日程、対象者や検証したいことを1枚のシートにまとめました。
最後はチームごとの実行計画を全体の前で共有。都市と田舎をマルシェでつなぐ「ボーダレスマルシェ」、1つのオフィスビルの入居者で行う「防災大運動会」、普段は交わらない要素を掛け合わせ化学反応を起こす「ビジネスパーソン×盆踊り=クリエイティブ!」など、6つのプロトタイプが誕生しました!
次回のセッションは10月。それまでにチームごとにミーティングや準備を重ね、プロトタイプを実行します。年齢も肩書きも異なる、あらゆるリソースを秘めた参加者たちが共創すると、どんなおもしろい未来が見えてくるのでしょうか。Cueにとって熱い夏となりそうです!
■Writer: 杉田映理子(さかだちブックス)
REPORT
今回は、金城学院大学の2年生16人が授業「ソーシャルウーマンプロジェクト B」の一環でCueにやってきました!
「ソーシャルウーマンプロジェクト B」では、「共創」をテーマに、身近な困りごとや社会課題に対する解決方法の生み出し方について、グループワーク、プレゼンテーション、フィールドワークをまじえながら学び、現代社会におけるさまざまな課題を自分ごととしてとらえ、発想力豊かにその解決方法を仲間と一緒に考えていくプロジェクト学習です。そのうちの3回にわたりCueと実施します。今回はフィールドワークの初回です。
当日の様子をインターンシップ生の髙橋あひろがレポートします。
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REPORT
現在金城学院大学さんのソーシャルウーマンプロジェクトBという講義にCueが一部かかわっています。金城学院大学 人間科学部コミュニティ福祉学科の講義である、ソーシャルウーマンプロジェクトB。受講者の皆さんに共創という概念を理解・実感していただくための第一歩として今回、 MENNOLU LABO ・Cueの見学、また感じたことの共有を実施しました。
インターンシップ生の秀徳颯斗がレポートします。
※ソーシャルウーマンプロジェクトBとは
「共創」をテーマに、身近な困りごとや社会課題に対する解決方法の生み出し方について、グループワーク、プレゼンテーション、フィールドワークを交えながら学びます。現代社会におけるさまざまな課題を自分ごととしてとらえ、発想力豊かにその解決方法を仲間と一緒に考えていくプロジェクト型学習です。
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REPORT
名古屋市立大学佐藤研究室の学生方と株式会社カムロの方が、改装されて新しくなったCue・MENNOLU LABOにやってきました!
はじめまして!私は、名古屋市立大学芸術工学研究科修士1年の高橋あひろです。
学部時代も名古屋市立大学に所属していて建築都市デザインを学んでいました。卒業論文では、Cueで実際に行ったワークショップを研究対象とし、ワークショップにおいて参加者の身体的自由度や用いる什器が議論の盛り上がりにどのように影響しているか、について執筆しました。大学院でも同じテーマを引き続き研究しています。
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「これからのはたらく」を知りたい方、考えたい方、つくりたい方、相談したい方、見学したい方、仲間が欲しい方・・・
もし少しでも「ピン」ときたら、お気軽にCueにおたずねください。