会場に集まったのは学生から社会人まで、さまざまな背景を持つ43名。なかには東京や静岡など遠方から訪れた方もいました。イベント開始前から自己紹介や名刺交換が自然と始まり、みなさんリラックスした表情で、アイデアの刺激を予感させるとてもよい空気が会場内に漂います。
はじめにファシリテーターを務めるフューチャーセッションズの上井さんから今日の目的と考え方のコツをお話しいただき、セッションがスタート。4ヶ月にわたるプロジェクトの初回ということで、参加者同士がお互いを知りながら共創チームをつくることがこの日の目標です。
目的や流れを共有したところで、自己紹介の時間へと移ります。「所属」「名前」「本日の期待」「自分の強み」を1分間で発表。お互いの想いやリソースをもとに、じっくりと時間をかけて43名の参加者がお互いどのように関われるかを探りました。
「本日の期待」の項目でもっとも多かったのが「人とのつながり」。学生も社会人も普段のコミュニティとは別のつながりの中で、新たな人との化学反応を求めて集まっていることがわかりました。
およそ1時間半にわたる自己紹介をヒントに、次のステップとして自分自身の具体的な共創アイデアを掲げ、他の参加者とアイデアを共有します。参加者は「ワクワクする“はたらくの未来”を実現する共創アイデア」を用紙に記入し、会場内を移動しながらおもしろいと感じた人と直接コミュニケーションをとり、考えを膨らませます。一見、異なるアイデアを掲げていても、話してみると意外な共通点が見つかったり、お互いのリソースを掛け合わせて考えることで具体的にできそうなことが見えてきます。
この日の最後のステップは、今後の鍵となる共創アイデアのチームづくり。「似た内容のテーマを掲げている」「一緒に共創すると化学反応が起きそう」「自分の考えを捨ててでも一緒に考えてみたい」を基準に仲間を見つけてひとつのテーブルを囲みこれから実行していくプロトタイプのアイデアを膨らませていきます。
田舎と都市の関係性についてをテーマにしたチーム、コミュニケーションの可視化に着目したチーム、東海圏の製造業をテーマにしたチームなど8つのチームが誕生しました。
それぞれのチームでの議論は大いに盛り上がり、終わりの時間を迎えるのが名残惜しいほどの雰囲気。アイデアを1枚のシートにまとめ、全体で共有します。どれもチームのメンバーのリソースを活用することで、実現可能性が十分に見込めるアイデア。これからが楽しみです!
次回は、今回生まれた共創アイデアからプロトタイプへとより具体的なかたちに落とし込んでいきます。Cueから、どんなおもしろいプロトタイプが誕生するのでしょうか。はたらく×Cueの今シーズンにぜひご期待ください!
■Writer: 杉田映理子(さかだちブックス)
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