会場に集まった参加者は、今回のイベントの目的とルールについての説明を受けた後、3つのグループに分かれ「名前、所属、いまの気持ち、いまのモヤモヤ度」を共有。和気あいあいとした雰囲気のなか、寒さを吹き飛ばすようにすぐに場は温まりました。お互いがどれほどのモヤモヤを抱えているのか、どんなことにモヤっとしているのか、共有を終えると、各チームで最も“モヤモヤ度”が高かった参加者のモヤモヤの発表に移ります。
仕事に対するモヤモヤ、私生活に関するモヤモヤ、具体的ではないけれど、なんとなくモヤっとする感じがする……中には100%越えのモヤモヤを抱える参加者も。ここから、このモヤモヤに火を点けるトークセッションのスタートです。
まずは個人ワークで各々が人生を振り返り、「燃えた思い出」を紙に書き出します。参加者たちは迷わず白紙にペンを走らせていました。
人生におけるメラメラのタイミングも、燃えたきっかけも人それぞれ。グループ内での共有では、当時の物事に熱中した気持ちを思い起こし、参加者の語り口にも自然と力が入ります。今回も参加者それぞれの経験のように、モヤモヤをメラメラに変えることができるのでしょうか。
過去を振り返り、自分自身がメラメラするポイントとその時の気持ちの動きを確認したところで、未来を描くステップへと進みます。まずは個人で「20XX年、どこで何をしていたいか」をワークシートに記入。未来の地点も自分で設定するため、長いスパンで想像する参加者もいれば、すぐそこの未来を描く参加者も。未来を描くことで、参加者の心に少しずつメラメラの火が焚かれていく雰囲気が感じられました。
続いて、ワークシートを見せながらお互いの未来をグループ内で共有。すると、お互いの未来の実現のためにメンバーからアイデアや質問が飛び交いました。中には「一緒にやってみたい!」という心強い応援も。
グループワークの最後には、未来をより具体的に描くために「第一歩としてやること」を書き出して宣言しました。
セッションの最後に全員で大きな輪をつくり、一人一人ありたい未来の実現に向けて、「20XX年、どこで、なにをしている」「踏み出したい一歩」を発表。
それぞれの「踏み出したい一歩」を切り株型の付箋に記入してスクリーンに張り出すと、スクリーン上にメラメラと燃える火が灯されました。発表する参加者の表情は、イベントが始まった時よりも活き活きしているようです。イベント終了後も、具体的なステップに向けて、参加者同士が意見交換をする場面も見られ、モヤモヤは確実にメラメラにつながりました。この日のセッションから生まれた18通りの20XX年。実現される未来が今から楽しみでなりません。
はたらく×Cueは、共創を担う多様なプレイヤーがCueに集まり、 組織の壁をこえて、「『はたらく』の未来」に関するセッションを実際に企画・実施していくプロジェクトです。
REPORT
今回は、金城学院大学の2年生16人が授業「ソーシャルウーマンプロジェクト B」の一環でCueにやってきました!
「ソーシャルウーマンプロジェクト B」では、「共創」をテーマに、身近な困りごとや社会課題に対する解決方法の生み出し方について、グループワーク、プレゼンテーション、フィールドワークをまじえながら学び、現代社会におけるさまざまな課題を自分ごととしてとらえ、発想力豊かにその解決方法を仲間と一緒に考えていくプロジェクト学習です。そのうちの3回にわたりCueと実施します。今回はフィールドワークの初回です。
当日の様子をインターンシップ生の髙橋あひろがレポートします。
詳細を読む
REPORT
現在金城学院大学さんのソーシャルウーマンプロジェクトBという講義にCueが一部かかわっています。金城学院大学 人間科学部コミュニティ福祉学科の講義である、ソーシャルウーマンプロジェクトB。受講者の皆さんに共創という概念を理解・実感していただくための第一歩として今回、 MENNOLU LABO ・Cueの見学、また感じたことの共有を実施しました。
インターンシップ生の秀徳颯斗がレポートします。
※ソーシャルウーマンプロジェクトBとは
「共創」をテーマに、身近な困りごとや社会課題に対する解決方法の生み出し方について、グループワーク、プレゼンテーション、フィールドワークを交えながら学びます。現代社会におけるさまざまな課題を自分ごととしてとらえ、発想力豊かにその解決方法を仲間と一緒に考えていくプロジェクト型学習です。
詳細を読む
REPORT
名古屋市立大学佐藤研究室の学生方と株式会社カムロの方が、改装されて新しくなったCue・MENNOLU LABOにやってきました!
はじめまして!私は、名古屋市立大学芸術工学研究科修士1年の高橋あひろです。
学部時代も名古屋市立大学に所属していて建築都市デザインを学んでいました。卒業論文では、Cueで実際に行ったワークショップを研究対象とし、ワークショップにおいて参加者の身体的自由度や用いる什器が議論の盛り上がりにどのように影響しているか、について執筆しました。大学院でも同じテーマを引き続き研究しています。
詳細を読む
「これからのはたらく」を知りたい方、考えたい方、つくりたい方、相談したい方、見学したい方、仲間が欲しい方・・・
もし少しでも「ピン」ときたら、お気軽にCueにおたずねください。